ふしぎなちからでふしぎの国にやってきた、げんきなおんなのこ。

わたし、ありすちゃん！

ふしぎのくににはすこーしまえにやってきたのよー

やってきたというか、きがついたらここにいたみたい

まほうはあんまりつかえないけど

たいていのことはひとりでできるからへいきよ！

なんたってもう５さいだもんね！ぱじゃまもきられるし

おトイレだってひとりでできるんだから！

えっへん！<(｀^´)>

 

さいきんはみんなからまほうをおしえてもらうようになって

まえよりもっといろんなことができるようになったわ

そうね、たとえばケーキをつくるのだって

かなりのものよ！

くにいちばんのいだいなまほうつかい。

ごきげんよう、わたくし　りりーともうしますわ

いごおみしりおきを。

 

さて、もうすぐおちゃかいがひらかれるようですが、

ありすはちゃんと　おちゃのよういができるのかしら

ふあんだわ

なんたってあのこ、ちょっとおっちょこちょいなところが

あるし、だいすきなケーキをめのまえにだされたら

きっとがまんできるかしら

しんぱいでしかたないわ。なにかことがおこるまえに

すこし　ようすをみにいこうかしら。

とてもおしゃれなぼうしをつくれる、うでっこきのぼうしや

ん？

きみは　ぼうしを　かぶらないのかい？

かぶったほうがいいよ、ひざしがつよいひはとくにね。

よくいうだろう？あたまかくしてしりかくさずって。

つまりぼうしをかぶらないってことは、おしりをだしてるのも

おなじさ。それにぼくのつくるぼうしはとくべつせい。

おーだーめーどでぜったに　にあうことうけあい。

 

それにだ、おちゃかいにさんかするならみんなおしゃれを

しなくっちゃあいけない

そんなときはこのぼくにまかせてよ！

ぶにゃー。

ぶにゃぶにゃ　ぶにゃー

にゃおーん

ぶにゃぶにゃん。

 

（何を言っているか分からないが、少なくとも他の人の言葉は理解できているようだ。体長約１メートル、大型の三毛猫のようだがしっぽは太く短い。精悍な顔つきから相当な知識を有しているように見えるが真偽は定かではない。

彼（または彼女）は他の動物たちと同様魔法を使うことができるが、多くは快適な眠りと縄張りを維持するのに使われており、その生態は基本的にふつうの猫とあまり変わらない）